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2013年03月11日

前回の投稿12月20日以来、3ヶ月近くの時が経ってしまった。

シュントは12月24日で1歳になった。

お兄ちゃんがインフルエンザに罹った後に予防接種の時期を病院が間違えてシュントに接種し、その数日後に40度を超える高熱が3日間続き、心配していたら突発性発疹だったり、いろいろと心配はあったけど、よく食べよく遊びよく笑い、とても元気にすくすくと育っている。


3月6日、夫の父が他界した。

享年74歳。

年齢の割には若々しく、とても元気な人だった。

10月に脳腫瘍が見つかり、余命宣告は半年だった。
いきなりの宣告に誰もが戸惑い、信じられなかった。
でも「絶対に治る」と信じて本人も頑張り、家族みんなで応援をしてきた。

お父さんは本当に素敵な人だった。

4人の子供を立派に育て、12人の孫たちをとても可愛がってくれた。
そして、嫁の私も娘のように大切にしてくれた。

仕事ではとても厳しい人だったようだが、家族の前ではいつも笑顔で優しかった。
孫12人に囲まれ、とても幸せそうなじいじだった。

毎年お盆にはお父さんを筆頭に総勢30人、家族みんなで若狭へ行った。
シュントも昨年若狭デビューを果たした。

小さい子供たちと波打ち際で遊ぶのがじいじの役目だった。
シュントもじいじにいっぱい遊んでもらった…

お兄ちゃんの自転車のパンクを直してくれたり、草がぼうぼうの庭を手入れしてくれたり、いつもさりげなく気を使ってくれる人だった。

我が家の愛犬玄徳もじいじが大好きだった。
脱走するといつもじいじの所に行っていたっけ。

脳腫瘍が見つかり、治療のために入院する前日には子供4人の家族一同みんなで集まってじいじを応援するための食事会を開いた。
その時点ではまさかこんなに早くお別れする時が来るなんて誰も思ってなかった。

一旦退院し、通院で治療を始めたけどしばらくして頭に水が溜まっていることがわかり開頭手術のためにまた入院する事になった。

その二日前に我が家にじいじがひょっこり現れ子供たちと遊んで行った。
…それがしっかりと意識のあるじいじとの最後だった。

開頭手術後は数日の面会謝絶、その後は小さい子供の入れない集中治療室でマスクをつけて消毒をしての面会だった。

じいじはうまく話せなくなり、日に日に記憶力も衰えていった。

個室に移ってからは子供たちと一緒に毎日お見舞いに行った。
じいじはシュントの顔を見てはわあわあ泣いていた。
お父さんの入院中に夫の妹に3人目の子供が生まれた。

じいじの孫が13人になった。

一番大きい孫は19歳のまりちゃん。
まりちゃんはじいじが大好きで、本当に親身になって介護をしていた。
他の孫たちも毎日代わる代わるじいじに会いに行っていた。

再度退院して家での介護が始まったが、数日後には肺炎を患い再び入院することになった。
血液中の酸素濃度が薄く、息が苦しそうだった。
それでも一生懸命頑張っている。
お父さん、お兄ちゃんの合格発表までなんとか持ちこたえて…


その日はちょうど夫が休みだった。
朝10時過ぎにまりちゃんから電話が入った。
「じいじの酸素濃度が70を切って全然上がってこないからなるべく早く病院に来てもらえるかな。」
すぐに夫と病院へ向かった。
到着する前に兄嫁さんから電話が。
「子供たちのお迎えお願いできる?」

えっ!そんなに切迫した状態なの??
とても信じたくなかった。

病室に着くと、お父さんの体にはテレビのドラマで見たような機械が取り付けられていた。

すぐに学校へ電話をいれ、それぞれに分かれてお迎えへ向かった。
中学校は翌日の卒業式の予行演習中だった。
それを抜けて我が家の兄妹と兄家の次女ちゃん3人を乗せて病院へ戻った。

「じいじ頑張って。」

病室内でみんなでじいじに声を送った。

夫の妹が掛川から急いで向かっている。
そしてまだ兄嫁さんがお迎えに行っている豊橋の学校に通う二人の孫が到着していない…

「じいじ頑張って!もう少しでみんな揃うから!」

…じいじの呼吸の間隔が長くなり…小さくなり…

とうとう何も聞こえなくなった…

機械の波が一本の線になり、心拍は0のまま動かなくなった…

妹と豊橋組は残念ながら間に合わなかった。


お父さん、頑張ったねお疲れ様でした。

じいじの周りでみんなで大泣きした。
私もいつまでも涙が止まらなかった。



お通夜とお葬式にはとてもたくさんの方々が来てくださり、改めてお父さんの大きさを実感した。

シュントはわけもわからずずっとグズグズだった。

お兄ちゃんは7日の卒業式に出ることができ、無事中学校を卒業した。

今日から高校入試が始まった。

じいじ、どうかお兄ちゃんを見守ってやってください。

お兄ちゃん頑張って!

我が家の愛犬玄徳も数日前から動けなくなり、終末期を迎えている。

命…


今日は3月11日。

2年前の今日、東日本大震災で多くの人が亡くなった。

みなさんのご冥福をお祈りすると共に私は命有る限り精一杯生きたいと思う。

じいじ、孫たちみんなにじいじの頑張りを見せてくれてありがとうございました。

これからも天国でみんなのことを見守っていてください。








  


Posted by スー at 09:46
Comments(6)
 

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