ひさたま

実は・・・

お兄ちゃん、今月いっぱいで野球のクラブチームを辞めることに・・・

９月に入ってから、いろいろと考えて、家族で話し合って決めた結果。

１０月からは、中学の野球部にお世話になることになった。


一番の理由としては、やっぱり私の妊娠かな。

お茶当番や試合当番を免除してもらったり、送迎をお願いしたり・・・

チームのお母さんたちは、みんなとても優しくて、誰も文句も言わないし、むしろ私を気遣ってくれたり、応援してくれたりしてありがたい限りだけど、この先もっともっと迷惑をかけてしまうと思うとやっぱり心苦しくて。。。

でも、お兄ちゃんがどうしてもチームで野球をがんばりたいというのなら、みんなに頭を下げてでも続けさせてあげるつもりだった。

だけどお兄ちゃんも、いろいろなことが重なって、私に負担をかけないようにと気遣ってくれているのか、野球ができるなら、クラブチームでなくてもいいと思うようになったようで、「辞める」という決断をくだした。


お兄ちゃん、中学の部活に入ってないので、最近は部活に入ってない友達同士で遊んでばかりいる。

寄り道をして友達の家へ。

みんなが部活をがんばっている時間に何もがんばらず、遅くまでゲームなどをしている・・・

良くないな～。と私は思っていた。

お兄ちゃん自身もそれをなんとかしたいと思っていたようで、野球部に入ることをきっかけとして、みんなと同じように頑張ることができる生活に、そして部活のない休日は思いっきり朝寝坊して、友達と遊ぶことができるように・・・そんな私の提案を迷いながらも受け入れてくれた。

「赤ちゃんができたせいで辞める」のではなく、「生活を改め、野球をもっとがんばるために赤ちゃんを理由にして辞める」

家族の中では、「前向きな決断」だった。


チームのお母さんの一人に、このことを相談したら、その息子のＴくんにお兄ちゃんが辞めることが知れてしまった。

その日の夜、Ｔくんからお兄ちゃんに電話が。

「お願い、辞めないで。」

チームで一番仲良くしていたＴくんが、泣きながらお兄ちゃんを説得してくれたそうだ。

部屋に閉じこもって話すこと２時間・・・

お兄ちゃんも目を赤く腫らして涙声だった。


お兄ちゃんのことをそこまで思ってくれる友達がいた。

本当にありがたいことだ。

お兄ちゃんはかなり揺れたようだが、チームを辞めても野球を続ける限り、これからもずっと友情は続く・・・と信じて、やっぱり「辞める」という決断を下した。


中学の野球部のメンバーにも、お兄ちゃんが入部すると伝えたらとても喜んでくれた子が数人いたとのこと。

体育大会で一回り大きくなったお兄ちゃん。

先生や友達からの信頼も厚くなったようで、親としてはうれしい限り。

環境が変わっても、一生懸命頑張ってほしいと思う。


そして今日、今から新城総合公園でお兄ちゃんにとってはチームでの最後の公式大会。

勝てば明日も続くけど。


お兄ちゃんはレギュラーではないので、きっと今日も３塁コーチとして大声を出してチームを盛り上げてくれると思う。

試合後に監督に「辞めます」と言えるかな。

今から私もお兄ちゃんのチームの応援に行ってきます！

今後の成長に乞うご期待！